“ハウルの動く城”原作シリーズの読む順番を全巻ご紹介|ハウルとソフィーの続編小説

「ハウルの動く城」原作シリーズの読む順番をご紹介|ハウルとソフィーその後の物語

ぶくおくんぶくお

今回は、映画にもなった「ハウルの動く城」シリーズを紹介するよ!映画よりもコメディちっくで面白いんだ〜

「ハウルの動く城」の原作小説とは?

ジブリでアニメ映画化された「ハウルの動く城」とは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説「魔法使いハウルと火の悪魔」を元に作られています。

実は映画だけでなく、ハウルの物語には1,2巻ほど続きがあります。
映画が好きな方にはぜひチェックしてほしいです。

かくいう私も映画よりも先に原作を読んでファンになった一人であり、個人的なベスト10にも入るほど好きなシリーズだったりします。
今回はハウルの動く城の原作シリーズについて、ご紹介いたします。

「ハウルの動く城」原作シリーズの読む順番は?

ハウルの動く城は全3巻のシリーズなんですが、作品ごとに主人公が違います。
ジブリ映画の原作は「魔法使いハウルと火の悪魔」になりますので、まずはそちらを読んでください。
以下より、各巻を詳しくご紹介していきます。

ハウルの動く城シリーズの読む順番一覧(全三巻/完結)

No.タイトル出版年あらすじ
1魔法使いハウルと火の悪魔1986あらすじ
2アブダラと空飛ぶ絨毯1990あらすじ
3チャーメインと魔法の家2008あらすじ

※上記のリンク先は全て文庫版になります。

シリーズのまとめ買いについては以下を御覧ください。
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ハウルの動く城シリーズの単行本版

文庫本との違いは、表紙が異なることです。
個人的に好きで集めているバージョンです!!

No.タイトル表紙
1魔法使いハウルと火の悪魔
2アブダラと空飛ぶ絨毯
3チャーメインと魔法の家

ハウルの動く城シリーズの原書一覧

翻訳版は少し読みにくい日本語がありますので、洋書で読める方はこちらをおすすめします。

No.タイトル
1Howl’s Moving Castle
2Castle in the Air
3House of Many Ways

ハウルの動く城シリーズ1
「魔法使いハウルと火の悪魔」

ぶくおくんぶくお

ハウルとソフィーの出会い編!二人が恋に落ちた瞬間っていつか、注意して読むと…?

この作品がジブリ映画の原作です!
個人的には先に原作を読んでからアニメに入ったのですが、原作と映画の違いにびっくりしました。

実際に読んでいただくとわかると思いますが、映画はハウルとソフィーの恋愛を色濃く描いています。
原作はどちらかというとハウルの城にやってきたソフィーが掃除婦をやりながら、荒地の魔女と火の悪魔の秘密に迫る冒険的な作品になっています。

ハウルとソフィーの恋愛はほんの少ししか描かれていないのですが、それが逆に作品としてのスパイスとなっています。

ちゃんと読み込まないと見逃してしまうと思いますが、二人が恋に落ちた瞬間はいつか?ということに注目すると面白いです。

あらすじ
魔法が本当に存在する国で暮らす18歳のソフィーは、「荒地の魔女」に呪いをかけられ、老婆に変身してしまった。

家を出て、悪名高い魔法使いハウルの動く城に、掃除婦として住み込んだソフィーは、暖炉に住む火の悪魔と仲よくなる。

やがて、ハウルもまた「荒地の魔女」に追われていると知ったソフィーは…?
英国のファンタジーの女王ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表作。スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」原作。【解説】荻原規子

ハウルの動く城シリーズ2
「アブダラと空飛ぶ絨毯」

ぶくおくんぶくお

今度の主人公はアブダラという商人!恋に落ちた姫君を助けるためにソフィーに手伝ってもらうお話。

前作から時は流れ、今度は別の主人公とヒロインとの冒険談です!
ハウルとソフィーはこの時既に結婚していて、いろいろな事情からソフィーが主人公を手助けします。

ただし、ハウルとソフィーは最後にチラッと登場するくらいなので、ほとんど別の物語として読んだほうがいいと思います。(次の巻も含めて)

ですが、前巻にハマった方は今作もめちゃくちゃ面白いと思いますので、ぜひおすすめです!

あらすじ
若き絨毯商人アブダラは、ある日、本物の空飛ぶ絨毯を手に入れ、絨毯に連れて行かれた夜の庭で、謎の姫君と恋に落ちた。

だが二人が駆け落ちしようとした矢先、姫は巨大な魔神にさらわれてしまう。
アダブラは、魔法使いハウルの妻ソフィーの助けを得て、姫の行方を探そうとするのだが…? 人気作家ジョーンズによる奇想天外、珠玉のファンタジー。

ハウルの動く城シリーズ3
「チャーメインと魔法の家」

ぶくおくんぶくお

シリーズ最終巻!これにてこの世界線のお話はおしまい。今回もドタバタで面白いよ!

今作は、主人公はチャーメインと箱入り娘の少女が初めての家事やら魔物との遭遇やら何やらで、少しずつ成長していく物語です。

著者の作品ならではのドタバタ感で、どんどん場面展開するので追いつくのに必死ですが、思わず笑ってしまうこと間違いなしです!

残念ながらハウルとソフィーは少ししか登場しません。ですが、彼らの面白い掛け合いは見れるので、ぜひ今作も読んでほしいです。

あらすじ
王室づき魔法使いが病気で不在のあいだ、留守番をすることになった本好きの少女チャーメインは、魔法の本のまじないを試してみたせいで、危険な山の魔物と遭遇してしまう。
危なく難を逃れたけれど、魔法使いの家でも次々困ったことが起きる。かわいい小犬が巨大化したり、魔法使いの弟子を名乗る少年がころがりこんできたり、怒った青い小人の群れが押しかけてきたり…。

魔法の家のドアは、王宮や小人の洞窟、謎の馬屋やプール、果ては過去にまでつながっているらしい。
やがて、王宮の図書室で王様の手伝いをはじめたチャーメインは、王国の危機を救うために呼ばれた遠国インガリーの魔女ソフィーと、火の悪魔カルシファーに出会う。意外な姿に変身した魔法使いハウルもあらわれて…?

物語の名手ジョーンズが贈る、読み出したらやめられない奇想天外なファンタジー。「ハウルの動く城」シリーズ待望の完結編! カバー画 佐竹美保

まとめ

思えば私がファンタジーにハマったきっかけは、著者のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんです。
今は亡き小説家ですが、彼女の作品は全部が面白すぎて子供のころはそれこそ寝食無視して夢中になって読んでました。

ハウルの動く城もダイアナの作品の中でもお気に入りの一つで、もっといろんな人に読まれてほしいなと思います。
ちょっと情報量が多く、読み慣れないと読みにくいなと思うかもしれませんが、物語展開が上手いので誰でも楽しめる作品です。

ぜひ機会があれば読んでみてください!

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