トミーとタペンスシリーズ(アガサ・クリスティ)の読む順番をご紹介!

トミーとタペンスシリーズ(アガサ・クリスティ)の読む順番をご紹介!

ぶくおくんぶくお
今回はトミー&タペンスシリーズを紹介するよ!ミステリーの中でも珍しい、夫婦の探偵が活躍するシリーズだよ。

トミーとタペンスシリーズとは

トミーとタペンスシリーズとは、ミステリ女王のアガサ・クリスティが書いたトトミーとタペンス夫婦が探偵となっていろんな事件に挑戦するミステリ小説です。

マープルやポアロ、パーカー・パインなどの本格ミステリシリーズとは違い、ロマンスや冒険の要素がたっぷり含まれているミステリシリーズです。

結構気軽に読める物語ばかりなので、ミステリ小説が初めての方でも親しみやすいと思います。

今回はトミーとタペンスシリーズをご紹介します。

著者アガサ・クリスティのおすすめ作品などは以下でご紹介しています。

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トミーとタペンスシリーズの読む順番は?

どれから読んでも面白いですが、できれば順番に読んでいただきたいです!時間軸が進んでいきますので。
まず一番はじめに1巻の「秘密機関」を読んでいただいてからその後の作品を読んでください。

Amazonにもトミー&タペンスシリーズの一覧が掲載されています。合わせて御覧ください。
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トミー&タペンスシリーズの読む順番(全5巻/出版順)

No. 著者名 出版年 洋書(原書) あらすじ
1 秘密機関 1922 洋書 あらすじ
短編 おしどり探偵 1929 洋書 あらすじ
2 NかMか 1941 洋書 あらすじ
3 親指のうずき 1968 洋書 あらすじ
4 運命の裏木戸 1973 洋書 あらすじ

1巻 秘密機関

あらすじ

戦争も終わり平和が戻ったロンドンで再会した幼なじみのトミーとタペンス。
ふたりはヤング・アドベンチャラーズなる会社を設立し探偵業を始めるが、怪しげな依頼をきっかけに英国を揺るがす極秘文書争奪戦に巻き込まれてしまう。

冒険また冒険の展開にふたりの運命は?

記念すべき二人の冒険談1巻目です!

トミーとタペンスが再会し、二人で探偵業を始めます。(探偵事務所の名前はヤング・アドベンチャラーズです。そのとおりで笑ってしまいます)

極秘文章争奪戦に巻き込まれながらも、二人の恋愛模様が垣間見れるのでミステリもロマンスが好きな方にはお得な一冊です。

ちなみにロマンス要素が入っていても、そこはミステリ女王アガサらしく、最後はかなり驚きます。私はもちろん、一本とられました。

この作品はちょうど著者が離婚したときに書かれた作品らしく、こういうお互いが補い合う夫婦関係を築きたかったのかなあ…と読後に想像してしまいます。

短編 おしどり探偵

あらすじ

冒険好きな若夫婦のトミーとタペンスが、国際探偵事務所を開設した。

平和で退屈な日々は、続々と持ちこまれる事件でたちまち慌ただしい毎日へと一変する。

だが、二人は持ち前の旺盛な好奇心と若さとで、猟犬のごとく事件を追いかける!おしどり探偵が繰りひろげるスリリングな冒険を描いた短篇集。

こちらは短編集です。

探偵事務所を始めて間もない二人は、まずは勉強するかのごとく名探偵たちの推理手法を真似しながら、推理をしていきます。ホームズやブラウン神父、ポアロなど…

名探偵好きにはたまらない作品です!

あとトミーとタペンスのやり取りが本当に楽しい一作。

2巻 NかMか

あらすじ

情報部からナチの大物スパイ“NとM”の正体を秘密裡に探るという任務を帯びたトミーは、妻のタペンスには内緒で任地へと赴いた。

だが、タペンスとて一筋縄でいく女ではない。

騙されたふりをして先回り。かくして二人は、大規模なナチ・スパイ網のまっただなかへと飛びこむことに…

一巻では若い二人でしたが、この巻ではすでに45歳になっている二人。

双子の子供も大きくなって落ち着くのかと思ったら、いつにもましてアグレッシブな二人です。
スパイを探せという依頼を受けて、トミーはタペンスに内緒で調査しに行くのですが、もちろんタペンスは黙って待つ女ではありません。

今回もハラハラドキドキが止まらない話で、タペンスがいつ危ない目に遭ってもおかしくないのに果敢に挑戦していくので、少し恐ろしさもあります。うらやましさもあります。

3巻 親指のうずき

あらすじ

亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。

描かれている運河のそばの一軒屋に見覚えがあったのだ。
悪い予感を裏づけるかのように、絵のもともとの所有者だった老婦人が失踪した…

初老を迎えてもますます元気、冒険大好きのおしどり探偵トミーとタペンス、縦横無尽の大活躍。

前作よりさらに老けた二人。

ですがタペンスの元気っぷりは相変わらずで、今回はトミーよりもタペンスが大活躍します。
シリーズの中で、これほどまでに事件が掴めず最後まで展開が読めない小説はありませんでした。

今作のキーワードは、作中の登場人物が呟くこのセリフです。

「ーーあれあなたのお子さんでしたの?」

4巻 運命の裏木戸

あらすじ

長閑な生活をおくるべく、トミーとタペンスは田舎の家へ引っ越した。
が、家で発見した古本には「メアリは自然死ではない」とのメッセージが!

メアリという育児係が、のちにスパイ容疑をかけられ、不可解な死を遂げたことを知った二人は、大々的に聞き込みを開始する。
すてきに齢をかさねた老夫婦探偵の大活躍。

さて、70代に突入した二人。

既に引退したはずなんですが、古本に気になるメッセージを見つけます。メアリ、という名前の手がかりのみで調査を始める二人ですが…
他の作品と比べてゆったりとしたミステリです。

実はアガサ・クリスティーが亡くなる前の最後の作品だそうで、全盛期と比較すると少し物足りないと思う方もいらっしゃる気がします。

ですが、それでも最後にここまでの作品を書けたこと自体素晴らしいことですし、感慨深い雰囲気が感じられる一作です。

トミーとタペンスシリーズの登場人物

このシリーズはトミーとタペンス夫婦が探偵として、冒険しながらいろんな事件を解決していきます。二人で一人の探偵、という感じです。

夫のトミー

愛称はトミー(トーマス・ベレズフォード)で親しまれている、赤毛の好青年です。初登場は好青年でしたが、シリーズを経て70歳の老人になります。

諜報部員として活躍していましたが、のちに探偵事務所の所長になります。

実はタペンスとは元々幼馴染で、第1次世界大戦で離ればなれになります。そして彼女とは1作目「秘密機関」で再会し、恋に落ちて結婚します。

タペンスとは正反対の性格で、どんな時でも冷戦沈着に判断して行動します。彼女は暴走してしまうので、どうどうと収める役です。

妻のタペンス

愛称はタペンス(プルーデンス・ベレズフォード)で親しまれている、カールした黒髪に黒眉毛、グレーな瞳が特徴の女性です。

人並みの容姿を持っている彼女ですが、性格は即行動!するアグレッシブな女性です。まさに猪突猛進型です。

トミーとは正反対で、事件で気になったことは直観的に判断して、すぐに行動を起こして調べにいったりします。それをトミーが毎回落ち着かせる、という相性のいいコンビです。

読者としては、タペンスの行動がとにかく気持ちいい!

勝手に行動しても結局トミーが押さえてくれるし、タペンスの直感が当たったりするから本当に面白いコンビです。

アガサ・クリスティのその他シリーズまとめ

アガサ・クリスティのその他のシリーズについては、以下の記事でまとめています。
ご興味ある方は、この機会に読んでみてください!一緒に彼女の作品を全部読みましょう。

ポアロシリーズ

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ミス・マープルシリーズ

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バトル警視シリーズ

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まとめ

トミーとタペンスシリーズは、アガサ・クリスティの作品の中でもお気に入りのシリーズです。
特に1巻が大好きなんですが、読んでいて明るい気分になれます。

ミステリー要素もありますが、どちらかというとコメディちっくなので誰にでも気軽に読める作品だと思います。ぜひご興味ある方は読んでみてください!面白いですよ!