レーエンデ国物語シリーズとは
レーエンデ国物語シリーズとは、著者の多崎礼によって書かれた主人公のユリアと父親が呪われた地レーエンデに訪れ、そこで大きな争乱に巻き込まれていく、ファンタジー小説シリーズです。
公式サイトには作品に登場するキャラクターのイラストが掲載されています。ぜひチェックしてください!
今回はレーエンデ国物語シリーズについてご紹介していきます。
レーエンデ国物語シリーズの読む順番は?(未完結)
こちらは出版順にお読みください!
主人公は巻ごとに変わっていくのですが、時間軸がどんどん進んでいくので1巻からぜひ読んでみてください。
レーエンデ国物語シリーズの読む順番一覧(未完結)
No. | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | レーエンデ国物語 | 2023 | あらすじ |
2 | 月と太陽 | 2023 | あらすじ |
3 | 喝采か沈黙か | 2023 | あらすじ |
4 | 夜明け前 | 2024 | あらすじ |
こちらのシリーズにハマった方は「『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方」もおすすめします。
世界観の説明や人物相関図など、作品をもっと深掘りして楽しむことができます。
レーエンデ国物語シリーズ 1巻
レーエンデ国物語
あらすじ
異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。
母を失った領主の娘・ユリアは、結婚と淑やかさのみを求める親族から逃げ出すように冒険の旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。空を舞う泡虫、琥珀色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。ユリアはレーエンデに魅了され、森の民と暮らし始める。はじめての友達をつくり、はじめて仕事をし、はじめての恋を経て、親族の駒でしかなかった少女は、やがて帰るべき場所を得た。
時を同じくして、建国の始祖の予言書が争乱を引き起こす。レーエンデを守るため、ユリアは帝国の存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れる。
レーエンデ国物語シリーズ 2巻
月と太陽
あらすじ
名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。
ルチアーノと結婚の約束を残して――。封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。
あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。
レーエンデ国物語シリーズ 3巻
喝采か沈黙か
あらすじ
ルミニエル座の俳優アーロウには双子の兄がいた。
天才として名高い兄・リーアンに、特権階級の演出家から戯曲執筆依頼が届く。選んだ題材は、隠されたレーエンデの英雄。
彼の真実を知るため、二人は旅に出る。果てまで延びる鉄道、焼きはらわれた森林、差別に慣れた人々。
母に捨てられた双子が愛を見つけるとき、世界は動く。
レーエンデ国物語シリーズ 4巻
夜明け前
あらすじ
四大名家の嫡男・レオナルドは佳き少年だった。
生まれよく心根よく聡明な彼は旧市街の夏祭りに繰り出し、
街の熱気のなか劇場の少女と出会う。
――そして、真実を知り、一族が有する銀夢草の畑を焼き払った。権力が生む欺瞞に失望した彼の前に現れたのは、片脚を無くした異母妹・ルクレツィアだった。
孤島城におわす不死の御子、一面に咲き誇る銀夢草、弾を込められた長銃。
夜明け前が一番暗い、だがそれは希望へと繋がる。