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「カササギ殺人事件シリーズ」とは
「カササギ殺人事件シリーズ」とは、著者のアンソニー・ホロヴィッツが書くミステリシリーズです。(名探偵アティカス・ピュントシリーズとも言われてます)
アガサ・クリスティへのオマージュ・ミステリとも言われていて、随所でポアロなどの名作のオマージュがあったりします。
実は著者のアンソニーは、「名探偵ポワロ」のドラマで脚本を担当していたそうです。
今回はこちらのシリーズをご紹介いたします。
「カササギ殺人事件シリーズ」の読む順番
基本的に、順番に読むことをおすすめします。
ほとんどが上下巻で構成されているので、非常に読み応えがあります!
No. | タイトル | 出版年 |
---|---|---|
1 | カササギ殺人事件 上 | 2018 |
1 | カササギ殺人事件 下 | 2018 |
2 | ヨルガオ殺人事件 上 | 2021 |
2 | ヨルガオ殺人事件 下 | 2021 |
アンソニー・ホロヴィッツの別作品
同じ著者で別の人気シリーズ「ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ」もあります。以下でご紹介していますので、合わせて御覧ください!
個人的にこちらのほうが好きなシリーズです。

1巻 カササギ殺人事件(上下)
カササギ殺人事件 上
あらすじ
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。
その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。
現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!
カササギ殺人事件 下
あらすじ
名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある?いったい何が起きているの?
勤務先の《クローヴァーリーフ・ブックス》の上司に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった――。ミステリ界のトップ・ランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント。夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点!
2巻 ヨルガオ殺人事件(上下)
ヨルガオ殺人事件 上
あらすじ
『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。
彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。
その本とは名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。
巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件。『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ登場!
ヨルガオ殺人事件 下
あらすじ
“すぐ目の前にあって――わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残し、姿を消した。『愚行の代償』の舞台は1953年の英国の村、事件はホテルを経営するかつての人気女優の殺人。
誰もが怪しい謎に挑むピュントが明かす、驚きの真実とは……。ピースが次々と組み合わさって、意外な真相が浮かびあがる――そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる、ミステリ界のトップランナーによる傑作!
「カササギ殺人事件シリーズ(Magpie Murders)」の原書一覧
このシリーズの原題は「Magpie Murders」です。
原書で読める方は、ぜひ御覧ください。
No. | タイトル | 出版年 |
---|---|---|
1 | Magpie Murders: A Novel | 2016 |
2 | Moonflower Murders: A Novel (Magpie Murders Book 2) | 2020 |