目次
- しゃばけシリーズとは
- しゃばけシリーズの読む順番(未完結)
- しゃばけシリーズ1巻 しゃばけ
- しゃばけシリーズ2巻 ぬしさまへ
- しゃばけシリーズ3巻 ねこのばば
- しゃばけシリーズ4巻 おまけのこ
- しゃばけシリーズ5巻 うそうそ
- しゃばけシリーズ6巻 ちんぷんかん
- しゃばけシリーズ7巻 いっちばん
- しゃばけシリーズ8巻 ころころろ
- しゃばけシリーズ9巻 ゆんでめて
- しゃばけシリーズ10巻 やなりいなり
- しゃばけシリーズ11巻 ひなこまち
- しゃばけシリーズ12巻 たぶんねこ
- しゃばけシリーズ13巻 すえずえ
- しゃばけシリーズ14巻 なりたい
- しゃばけシリーズ15巻 おおあたり
- しゃばけシリーズ16巻 とるとだす
- しゃばけシリーズ17巻 むすびつき
- しゃばけシリーズ18巻 てんげんつう
- しゃばけシリーズ19巻 いちねんかん
- しゃばけシリーズ20巻 もういちど
- しゃばけシリーズ21巻 こいごころ
- しゃばけシリーズ22巻 いつまで
- しゃばけシリーズ23巻 なぞとき
- しゃばけシリーズ24巻 あやかしたち
- しゃばけシリーズの登場人物
- まとめ
しゃばけシリーズとは
しゃばけシリーズは、著者の畠中 恵(はたけなか めぐみ)さんが執筆した、妖と人間の日常物語です。
このシリーズは畠中さんの代表作として有名で、漫画化やミュージカル、ラジオドラマなどと様々な形でメディア化されています。
舞台は江戸時代で、妖が見える薬屋若だんなを主人公として、妖によって引き起こされる様々な事件をお付きの仁吉(にきち)と佐助(さすけ)、近所の妖たちと一緒に解いていく日常物語です。
今回はしゃばけシリーズについてご紹介いたします。
しゃばけシリーズの読む順番(未完結)
しゃばけシリーズですが、順番に読んだほうが、各キャラの過去や関わった事件などがより詳しく知れますので、おすすめです!
ただ一応、連作短編みたいな形なので、最悪どこから読んでもキャラクターを知ってれば読めます。(でも出版順のほうが面白いです)
1~3巻まではアマゾンの「Kindle Ulimited」という読み放題サービスで読めますので、ご興味ある方は読んでみてください!
しゃばけシリーズの読む順番一覧
No. | タイトル | 出版年数 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | しゃばけ | 2001 | あらすじ |
2 | ぬしさまへ | 2003 | あらすじ |
3 | ねこのばば | 2004 | あらすじ |
4 | おまけのこ | 2005 | あらすじ |
5 | うそうそ | 2006 | あらすじ |
6 | ちんぷんかん | 2007 | あらすじ |
7 | いっちばん | 2008 | あらすじ |
8 | ころころろ | 2009 | あらすじ |
9 | ゆんでめて | 2010 | あらすじ |
10 | やなりいなり | 2011 | あらすじ |
11 | ひなこまち | 2012 | あらすじ |
12 | たぶんねこ | 2013 | あらすじ |
13 | すえずえ | 2014 | あらすじ |
外伝 | えどさがし | 2014 | – |
14 | なりたい | 2015 | あらすじ |
15 | おおあたり | 2016 | あらすじ |
16 | とるとだす | 2017 | あらすじ |
17 | むすびつき | 2018 | あらすじ |
解説本 | 新・しゃばけ読本(解説本) | 2018 | – |
18 | てんげんつう | 2019 | あらすじ |
19 | いちねんかん | 2020 | あらすじ |
20 | もういちど | 2021 | あらすじ |
21 | こいごころ | 2021 | あらすじ |
外伝 | またあおう | 2021 | – |
22 | いつまで | 2023 | あらすじ |
23 | なぞとき | 2024 | あらすじ |
24 | あやかしたち | 2025 | あらすじ |
まんが版のしゃばけシリーズ
小説だけでなく、まんが化もしています。小説が苦手な方はぜひ読んでみてください。
①作画・みもりさんのマンガ(完結)
原作に沿ったマンガです。絵柄が本当に可愛いので、おすすめです!
②色々なマンガ家さんの合作(完結)
「犬夜叉」などを描いた高橋留美子さん他、色々なマンガ家さんが書いた合作本です。
原作に沿っているわけではなく、マンガ家さんのオリジナルマンガです。
しゃばけシリーズ1巻
しゃばけ
若旦那たちの日常物語のはじまりです。
若旦那があまりにも体が弱く、手代の二人とその他のあやかしたちがみんなでわちゃわちゃと世話を焼きます。
その姿がかなりほんわかして癒されるので、ゆったりと読書したい人におすすめです。
あらすじ
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。
ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。
若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。
その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。
しゃばけシリーズ2巻
ぬしさまへ
若旦那の手代のひとり、仁吉の恋が描かれる話です。
かなり切ないのですが、仁吉推しの人にとっては必須の巻になります!絶対読んでください!
あらすじ
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。
おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり……。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第2弾、ますます快調。
しゃばけシリーズ3巻
ねこのばば
相変わらず、若だんながかわいい巻です。手代が甘やかすのがわかるような人柄の良さが滲み出てて、面白いです。
事件を解決している時の若だんなも素敵ですが、寂しがり屋の若だんなも素敵なのでぜひ。
あらすじ
お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(「茶巾たまご」)、
世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第3弾の、始まり始まり!
しゃばけシリーズ4巻
おまけのこ
弧異(こわい)というキャラクターが出るのですが、彼に対して態度が変わらない若だんながすごいです。
若旦那の度量の深さが知れる一巻。私だったら無理です・・・
あらすじ
一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか?
心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。
鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。
しゃばけシリーズ5巻
うそうそ
今回は若だんなが箱根へ療養しにいく話なのに、大変な旅になる物語です。
ただ、久しぶりの長編でとても面白かったので、ぜひ読んでみてください。
相変わらず、若だんなは裏切られても怒らないし、しっぺ返しもしないなんてすごすぎます。
あらすじ
だんな、生まれて初めて旅に出る!
相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに。ところが道中、頼りの手代たちとはぐれた上に、宿では侍たちにさらわれて、山では天狗に襲撃される災難続き。しかも箱根の山神の怒りが原因らしい奇妙な地震も頻発し――。若だんなは無事に帰れるの?
しゃばけシリーズ6巻
ちんぷんかん
若旦那がいきなりピンチになってしまう巻です。
そして最後の「はるがいく」がとてもいい話だったので、こちらだけでも読んでほしい話です。
あらすじ
「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて――。
兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。
しゃばけシリーズ7巻
いっちばん
若旦那と栄吉が一つまた成長していく巻です。
努力でなんとかしていく栄吉が一番親近感があって、好きなキャラクターの一人です。
若旦那が寂しそうにする中、あやかしたちの絡みを見れるのも楽しくほんわかします。
あらすじ
兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。
普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。
長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ――さて勝負の行方はいかに?
しゃばけシリーズ8巻
ころころろ
まさかの若だんなの目が見えなくなってしまう巻です。
なんだか本当にぎりぎりのところを生きていて、本当に心配になります・・・
毎度わちゃわちゃしていますが、最後はとっても心が暖かくなる物語です。
あらすじ
ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。
お武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。
一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?
しゃばけシリーズ9巻
ゆんでめて
いろんな選択で未来がかわる、ということを体験してしまう若旦那の物語です。
不思議な話ですが、毎度面白いので結構気に入ってる巻です。
あらすじ
屏風のぞきが行方不明になり、悲嘆にくれる若だんな。
もしあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった?上方から来た娘への淡い恋心も、妖たちの化け合戦で盛り上がる豪華なお花見も、雨の日に現れた強くて格好良い謎のおなごの存在も、すべて運命のいたずらが導いたことなのか――。
一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。
しゃばけシリーズ10巻
やなりいなり
今回はお話ごとにレシピが書かれていて面白い巻でした。
一番食べたいのが、守狐のいなりです。
特に印象に残っているのが最後話で、新六さんと五一さんの友情がとても心温まります。
あらすじ
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。
近頃通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。
恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。
しゃばけシリーズ11巻
ひなこまち
今回も不思議な困りごとが次々と迷い込んできていて、ひたすら解決していきます。
その先に伏線を回収するような感じになっていて、面白い巻でした!
あらすじ
長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。
『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。
以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。
さらに江戸一番の美女選びまで!?
一太郎は、みんなを助けることができるのか? シリーズ第11弾。
しゃばけシリーズ12巻
たぶんねこ
あらすじ
若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ?
両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。
妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、
記憶喪失になった仁吉、
生きがい(?)を求めて悩む幽霊……兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。
しゃばけシリーズ13巻
すえずえ
あらすじ
若だんなの許嫁が、ついに決まる!?
幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機……騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。
千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。
ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。
しゃばけシリーズ14巻
なりたい
あらすじ
誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。
お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。
弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。
そして、どうしても子を育てる親になりたい女─。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?
願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。
しゃばけシリーズ15巻
おおあたり
あらすじ
長崎屋にまたまた事件が。
金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ!噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて──。
栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、
跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、
場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。
しゃばけシリーズ16巻
とるとだす
あらすじ
若だんなの父、藤兵衛が倒れた!長崎屋の大黒柱の危機に、妖たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世の国を目指すことになるのだが――。
八面六臂の活躍を見せる若だんなは父を助けることができるのか!? 不思議と怪奇に彩られたスリル満点のシリーズ第16弾。
しゃばけシリーズ17巻
むすびつき
あらすじ
若だんなは、前世でどんな人だった?
若に会いたい、とつぶやく玉の付喪神。見覚えがあるという貧乏神の金次は、合戦の時代に出会った“若長”のことを語り始める。鈴彦姫は、縁のある神社の宮司が、一太郎に生まれ変わったのでは、と推理する。
さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れ――。輪廻転生をめぐる5話を収録、人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。
しゃばけシリーズ18巻
てんげんつう
あらすじ
若だんなの前に「天眼通」を名乗る男が現れた。
過去に未来、人の心まで見通せる能力のせいで嫌われる、と助けを求めてきたのだが。一方、仁吉に惚れた天狗の姫が、無謀にも祖母のおぎんに勝負を挑み、許嫁の於りんの実家、中屋には次々災難がふりかかる。気が気でない若だんなはなんと場久の手を借り夢に潜入⁉
仲間の為、許嫁の為、危険に飛び込む一太郎の決意が光る、急展開の第18弾。
しゃばけシリーズ19巻
いちねんかん
あらすじ
江戸の大店長崎屋の主夫妻が旅に出かけ、父から店を託された若だんなは大張り切り。
しかし、盗人に狙われたり、奉公人となった妖が騒ぎを起こしたり、相変わらずのてんやわんや。おまけに江戸に疫病が大流行! 長崎屋に疫病神と疫鬼が押しかけてくるし、若だんなは無事に長崎屋と皆を守れるの~? 波乱万丈なシリーズ第19弾。
しゃばけシリーズ20巻
もういちど
あらすじ
〝天の星の代替わり〟に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。
大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ!赤子姿で、やんちゃな5歳の姿で、たくましい12歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。
おまけに、ずいぶんと体の調子もいいようで……。そして、もういちど成長していった先に待っていたものとは?
しゃばけシリーズ21巻
こいごころ
あらすじ
寝込んでいた若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。
老々丸は、力の尽きかけている笹丸を、若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようと広徳寺に向かうが、そこには化け狸にまつわる思いもかけぬ事件が待っていた!
そして、笹丸に隠された秘密とは⁉ 優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。
しゃばけシリーズ22巻
いつまで
あらすじ
悪夢を食べる獏の場久がいなくなった。さらに、医師の火幻まで姿を消してしまう。
二人は、悪夢の中にいるのだという。なんとか助け出そうと若だんなが悪夢に飛び込むと――そこは「五年後の江戸」だった!おまけに長崎屋は史上最大の危機に直面していて……若だんなはお店を救えるか⁉
そして、若だんなを助けてくれた謎の女性の正体とは?
しゃばけシリーズ23巻
なぞとき
あらすじ
あの屈強な佐助が血だらけになって、犯人は小鬼の鳴家だってぇ?菓子職人・栄吉の新作あられの味見会は見合い話を掴む場になっちゃうし、
若だんなと妖は摩訶不思議な怪異に遭遇、
おまけに若だんなは独立する奉公人の世話をしろと命じられちゃった!若だんなと長崎屋の妖達はすべての謎を解けるの~?
しゃばけシリーズ24巻
あやかしたち
あらすじ
雪女のお雪が長崎屋の離れに出現したと思ったら、日の本中の妖も集まっちゃった!?勝負に負けたら皆、追い出されちゃうの~?
場久が食べ損ねた悪夢は幽霊になるし、河童の秘薬を飲んだ若だんなの身体は……。異変続きのシリーズ第24弾。
しゃばけシリーズの登場人物
このシリーズの登場人物は妖を含めたらかなり多いので、主要キャラクターのみご紹介します。
公式でわかりやすい相関図があったので、詳しく知りたい方はぜひそちらへ!
ちなみに、表紙の絵など描かれているのは、柴田ゆうさんです。
ツイッターで度々絵を投稿してらっしゃるので、しゃばけファン必見です!
若だんなの一太郎
しゃばけの舞台である、江戸の廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の跡取り息子、一太郎(いちたろう)です。みんなからは「若だんな」と呼ばれています。
長崎屋を簡単に説明すると、貨物船の運用とお薬屋さんで有名なお店です。(大店と呼ばれるレベル)
約15歳の男の子なんですが、小さい頃からとても病弱で、すぐに熱を出して寝込んでしまいます。
そのため、両親も手代の兄や(仁吉と佐助)も一太郎にものすごく甘いです。(それはもう、どえらい甘い。)
とはいえ、とても素直な良い子で頭の回転が速いです。長崎屋で起こる様々なことを毎回とても上手く解決します。
母親のおたえが妖と人間のハーフのため、息子の一太郎は妖が視えます。ただ妖に対しての不思議な力は持っていません。
手代の仁吉(にきち)
手代の仁吉(にきち)です。
※手代(てだい)とは、長崎屋で大体上から三番目くらいに偉い使用人です。(番頭と丁稚の中間)
彼は白澤(はくたく)という妖で、普段は人間に化けて長崎屋の薬種のほうで働き、若だんなのお世話をしています。
白澤とは神獣の一種で、9つの目を持っているとされ、万物の知識を持つと言われています。なので、このシリーズの仁吉も同じような性質をもっています。
彼が若だんなのお世話をしている理由は、物語の中でエピソードとしてありますので、ぜひご覧ください。(2巻「ぬしさまへ」の「仁吉の思い人」より)
手代の佐助(さすけ)
もう一人の手代、佐助(さすけ)です。
佐助も犬神(いぬがみ)という妖で、仁吉と同じように人間に化けて若だんなのお世話をしています。かなりの力持ちで、主に廻船のほうの仕事を担当しています。
佐助と仁吉は第一に若だんな、第二に若だんな…といった具合に、とにかく若だんなを優先します。
なぜなら、若だんながいつ熱で倒れてもおかしくない体調なので、目が離せないからです。
彼が若だんなのお世話をしている理由については、3巻「ねこのばば」の産土で語られていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
しゃばけシリーズはかなり長いシリーズですが、一生続いてほしいくらいほんわかと癒される小説の一つですごく好きです。
最近では舞台化、アニメ化などがされているのでまだまだこのシリーズが続いてほしいと思う限りです。
ぜひ、興味ある方は読んでみてください〜!1