きたきた捕物帖シリーズ(宮部みゆき)の読む順番一覧|ぼんくらファンは必読!

きたきた捕物帖シリーズ(宮部みゆき)の読む順番一覧|ぼんくらファンは必読!

ぶくおくんぶくお

今回は宮部みゆきの大人気「きたきた捕物帖シリーズ」の読む順番をご紹介!今連載している時代もの小説で大注目されているよ〜!

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きたきた捕物帖シリーズとは

「きたきた捕物帖シリーズ」とは、著者の宮部みゆきによって書かれた、二人の”きたさん”が織りなす捕物物語です。
主人公の”北一”がメインとして事件を調査し、助っ人で謎の男”喜多次”が活躍します。

このシリーズは宮部さんの他シリーズと同じ世界になっているので、読んだ人なら知ってるキャラクターが何人か登場します。
関連シリーズについてはこちらで紹介しています。(→関連シリーズはこちら

今回はきたきた捕物帖シリーズをご紹介していきます。

宮部みゆきのその他の作品

宮部みゆきさんのその他の人気シリーズは以下でご紹介しています。合わせてご覧ください!

【最高傑作】宮部みゆきのおすすめ小説ランキング20選|初心者にもおすすめの最高傑作はこれだ!
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きたきた捕物帖シリーズの読む順番は?

MEMO

このシリーズは順番に読んでください。

主人公の北一が事件を通して、少しずつ成長していく物語でもあるので順番がおすすめです!

きたきた捕物帖シリーズの読む順番一覧

No.タイトル出版年あらすじ
1きたきた捕物帖2020あらすじ
2子宝船2022あらすじ




きたきた捕物帖シリーズ①
「きたきた捕物帖」

主人公の北一が文庫売りをする傍ら、岡っ引きのような真似事をして町の事件を解決していくシリーズです。

1巻目はまだ序章なのでまだ北一と喜多次の出会い編になるのですが、性格・能力が異なった二人なので読んでいてかなり面白いと思います!

読んだ感想はこちらで語ってます。

きたきた捕物帖(宮部みゆき)のあらすじと感想|北一の成長物語
きたきた捕物帖(宮部みゆき)のあらすじと感想|北一の成長物語

あらすじ
宮部みゆき、久々の新シリーズ始動!
謎解き×怪異×人情が味わえて、著者が「生涯、書き続けたい」という捕物帖であり、宮部ワールドの要となるシリーズだ。

舞台は江戸深川。いまだ下っ端で、岡っ引きの見習いでしかない北一(16歳)は、亡くなった千吉親分の本業だった文庫売り(本や小間物を入れる箱を売る商売)で生計を立てている。やがて自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て……。

本書は、ちょっと気弱な主人公・北一が、やがて相棒となる喜多次と出逢い、親分のおかみさんや周りの人たちの協力を得て、事件や不思議な出来事を解き明かしつつ、成長していく物語。

北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の主人公・笙之介が住んでいた富勘長屋。さらに『完本>初ものがたり』に登場する謎の稲荷寿司屋の正体も明らかになるなど、宮部ファンにとってはたまらない仕掛けが散りばめられているのだ。
今の社会に漂う閉塞感を吹き飛ばしてくれる、痛快で読み応えのある時代ミステリー。

きたきた捕物帖シリーズ②
「子宝船」

主人公の北一がさらに辛い事件を乗り越えていく物語です。

赤ちゃんが亡くなっていく「子宝船」、弁当屋の一家全員が毒殺される「人魚の毒」の二つの事件が収録されています。
個人的に「人魚の毒」がめちゃくちゃ面白いのでおすすめです。

読んだ感想はこちらで語ってます。

子宝船(宮部みゆき)のあらすじと感想|きたきた捕物帖シリーズ2巻目
子宝船(宮部みゆき)のあらすじと感想|きたきた捕物帖シリーズ2巻目

あらすじ
江戸で噂の、「持つ者は子宝に恵まれる」という宝船の絵。しかし、赤子を失ったある家の宝船の絵から、なぜか弁財天が消えたという。
時を置かずして、北一もよく知る弁当屋の一家三人が殺される。現場で怪しげな女を目撃した北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていく。

本書は、江戸深川の富勘長屋に住み、小物を入れる文庫を売りつつ岡っ引き修業に励む北一が、風呂屋の釜焚きなのに、なぜかめっぽう強い相棒・喜多次の力を借りながら、不可解な事件を解決していく物語。

北一の文庫づくりを手伝っているのは、欅屋敷の「若」や用人の青海新兵衛、そして末三じいさん。
岡っ引き見習いとしての北一を応援しているのが、亡き千吉親分のおかみさんや大親分の政五郎、政五郎の元配下で昔の事件のことをくまなく記憶している通称「おでこ」たちだ。

北一応援団とともに謎解き×怪異×人情が愉しめる、著者渾身の大人気シリーズ第二弾!

きたきた捕物帖シリーズの関連作品は3つ

実はこの作品、他の作品と世界観が繋がっており登場人物もリンクしていて、ファンにとっては垂涎ものになっています。
もちろんこの作品だけしか読んでなくても成立するようには作られているのですが、気になった方はぜひ他の作品を読み返してみてください。

①「桜ほうさら(上下)」

主人公北一の住まいになっていた富勘長屋は別作「桜ほうさら」の舞台である長屋と同じです。
差配人の勘右衛門(通称:富勘)はその作品でも登場していて、長屋の住人も登場しています。

「きたきた捕物帖」ではサラッとしか触れられていませんが、「桜ほうさら」のほうを読むともっとキャラクターたちを深く知れると思います。

あらすじ
父の汚名をすすごうと上総国から江戸へ出てきた古橋笙之介は、深川の富勘長屋に住むことに。
母に疎まれるほど頼りなく、世間知らずの若侍に対し、写本の仕事を世話する貸本屋の治兵衛や、おせっかいだが優しい長屋の人々は、何かと手を差し伸べてくれる。

家族と心が通い合わないもどかしさを感じるなか、笙之介は「桜の精」のような少女・和香と出逢い…。
しみじみとした人情が心に沁みる、宮部時代小説の真骨頂。

②「ぼんくら 上下」

物語の途中で政五郎(大親分)の名前が登場するのですが、この人は別作「ぼんくら」でも大活躍しているキャラクターです。
面倒見のいい親分で、おでこという記録係も後々登場します。
個人的にぼんくらシリーズはかなり面白くて好きなので、ぜひご一読をおすすめします。

あらすじ
「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」-江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。

その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪してしまった。
いったい、この長屋には何が起きているのか。ぼんくらな同心・平四郎が動き始めた。著者渾身の長編時代ミステリー。

こちらはシリーズなので、詳しくはこちらをご覧ください!

ぼんくらシリーズ(宮部みゆき)の読む順番一覧|全三巻の人情織りなす時代劇
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③「初ものがたり」

別作「初ものがたり」で登場した謎の稲荷寿司屋が、「きたきた捕物帖」の4話で少しだけ触れられます。

これはぜひ「初ものがたり」を読んでからもう一度「きたきた捕物帖」を読んでほしいです。

あらすじ
新作3篇をひっさげて、茂七親分が帰ってきた!
茂七とは、手下の糸吉、権三とともに江戸の下町で起こる難事件に立ち向かう岡っ引き。

▼謎の稲荷寿司屋、超能力をもつ拝み屋の少年など、気になる登場人物も目白押し。鰹、白魚、柿、菜の花など、季節を彩る「初もの」を巧みに織り込んだ物語は、ときに妖しく、哀しく、優しく艶やかに人々の心に忍び寄る。

▼ミヤベ・ワールド全開の人情捕物ばなし。




まとめ

このシリーズは、宮部ファンにとっては堪らないシリーズでとてもおすすめです。
まだ数巻しか出ていませんが、「三島屋シリーズ」と並んで大人気シリーズになること間違いないと思います。

挿絵もめちゃくちゃかわいいので、リアル本で買って読むことをおすすめします!

宮部みゆきのその他シリーズ

宮部みゆきさんのその他の人気シリーズは以下でご紹介しています。合わせてご覧ください!

■時代もの

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