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パディトン発4時50分(アガサ・クリスティ)のあらすじと感想|どこに死体はあるのか?

パディトン発4時50分(アガサ・クリスティ)のあらすじと感想|どこに死体はあるのか?

パディトン発4時50分(アガサ・クリスティ)とは

パディトン発4時50分とは、著者のアガサ・クリスティーが書いた名探偵マープルシリーズの7巻目に当たるミステリー小説です。

この作品もマープルシリーズの中で結構有名な作品です。一度はタイトルを聞いたことがあると思います。

今回もこちらの作品について語ります!

ミス・マープルシリーズの読む順番について

こちらのシリーズについては以下で解説しています。ご興味ある方はぜひ御覧ください!

【決定版】マープルシリーズ(アガサクリスティ)の読む順番をご紹介! 【決定版】マープルシリーズ(アガサクリスティ)の読む順番をご紹介!

アガサ・クリスティのおすすめ作品については以下でご紹介しています。

アガサクリスティおすすめ世界ランキングTOP22|初心者も読みやすい隠れ名作もご紹介 【全世界】アガサクリスティのおすすめランキングTOP22|初心者も読みやすい隠れ名作もご紹介

パディトン発4時50分(アガサ・クリスティ)のあらすじ

あらすじ

ロンドン発の列車の座席でふと目をさましたミセス・マギリカディは窓から見えた風景に、あっと驚いた。

並んで走る別の列車の中で、いままさに背中を見せた男が女を締め殺すところだったのだ…

鉄道当局も、警察も本気にはしなかったが、好奇心旺盛なミス・マープルだけは別だった!

今回の事件はかなり特殊な状況で、最初から物語に引きこまれた読者が多いと思います。

始まりはマープルの友人が、列車の窓から景色を眺めていた時、隣で走る列車内で殺人現場を目撃してしまった場面からです。
その後、車掌さんや警察に問い合わせたのですが、列車の中からは死体が一切見つかりませんでした。

しかし、友人が嘘を着くはずがないと信じてるマープルだけは、その殺人事件の調査を始めます。

パディトン発4時50分(アガサ・クリスティ)の感想(ネタバレあり)

今回はとても面白い事件でした。
まず物語のスタートからすごく引き込まれましたし、その後マープルが独自調査を開始して、知り合いの家政婦に依頼する流れが面白かったです。

特に面白かった点は、以下3つです!

・最初の被害者の正体が最後の最後までわからない。
・被害者を殺した動機が見えてこない。
・マープルが派遣したルーシーの恋の行方

第1被害者の正体は?

この事件の最大の謎は「列車の中で首を絞められていた女性は誰なのか?」という点です。

警察が調査していくうちに一体誰なのか絞られていくのですが、正体までは最後までわかりません。これが一番面白かったです。

被害者がわからないと犯人の手がかりが掴めません。なので読んでて本当に誰が犯人か全くわからなく、始終ドキドキしてました。

マープルが初めて調査しにいく

殺人を発見した友人から聞いたマープルは死体がどこにもないことを聞いて、自分で列車に乗って調査しにいきます。
おそらくシリーズの中で初めて自ら調査しに行ったのではないでしょうか。ついに安楽椅子探偵を卒業か?と思ったら、最後はいつもどおりの解き方でした。

それにしても死体の探し方が、「自分が犯人だったらどうするか?」という推理の仕方で、依頼した家政婦ルーシーとタッグを組んで死体を見つけ出しました。この一連の流れが非常に見事です。

犯人自体の考えも「列車に死体があるとまずい。列車の外に投げ捨てその後処理しよう」という感じだったので見事に当たってました。

被害者もわからないし、犯人の動機も見えてこない!

上手いな〜と思ったのは、被害者の正体もわからない上に、死体が見つかった家で次々起こる事件がどうして起こるのかよくわからなくなってくるところです。

通常のセオリーであれば被害者の正体がわかり、次々と起こる事件との共通も判明していき、次狙われる人もわかるようになっていますが、今作は違います。

びっくりするくらい犯人の動機がわかりません。犯人当てもそうなんですが、動機も非常に悩みました。

なので最後のマープルの謎解きは非常に驚きましたし、動機もそっちか!とびっくりしました。言うならば、王道から斜め45°曲がっている真相、という感じです。

家政婦ルーシーの恋の行方は?

これまた前巻の「ポケットにライ麦を」と同じように、最後は良い演出をしています。

潜入捜査で事件に興味を持ち出した家政婦のルーシーは、クラッケンソープ家の息子たちにも興味を出し始めます。

なにしろ魅力的な男性が色々いて、最後らへんでは求婚やモーションをかけられたりします。

彼女はセドリックとブライアンの二人の男性で迷うのですが、マープルは彼女がどちらを選んだかわかっているセリフで終わります。

おそらくアガサクリスティは、最後は読者の妄想にお任せします、という意味で答えを書かなかったんだと思います。

個人的にはブライアンだと思っています。
最後にマープルと二人で会話する時に、彼が犯人じゃないかと心配をしていた相手がブライアンだったからです。(p.393)

もちろん、物語の途中で何度か豚小屋(セドリックに合える場所)を連想していたので、セドリックに惹かれていたと思います。

ただやっぱりブライアンの息子のアレグザンダーが可愛かったので、ブライアンとルーシーがくっつくといいなーと思ってます。

これはどっちを連想した人が多かったのですかね〜気になるところです。

まとめ

今作もとても面白かったです!
特に、家政婦のルーシーがTHE働く女性で、頭もキレて仕事もできる器量よしでしたので憧れの意味で好きでした。

そりゃあいろんな男性から求婚されるだろうな〜と思ったくらいです。
ただまさか事件が発生した家の当主(60以上のおじいちゃん)から求婚されていたのは笑いました。凄すぎる。

ぜひ機会があれば読んでみてください!

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